地図 - サウサンプトン (Southampton)

サウサンプトン (Southampton)
サウサンプトン(Southampton、、IPA: )は、イギリス南部の都市. サウザンプトン、サウスハンプトン、サザンプトンとも表記される.

地方公共団体はサウサンプトン・シティ・カウンシルであり、一層制の単一自治体である. サウサンプトンはセレモニアル・カウンティであるハンプシャーに含まれている.

サウサンプトンはサウサンプトン水道の最北点に位置し、北西と北東からテスト川とイッチェン川が市内を通ってサウサンプトン水道に流れ込む. 南東にはニューフォレスト国立公園が所在し、サウサンプトンはニューフォレスト国立公園に最も近い都市である.

ローマ人が最初に港町として移住してきた後、サクソン人に引き継がれる. 11世紀頃ノルマン人に征服され、貿易港として栄えた. かつてはヨーロッパ各地と結ぶ港町として有名となり、定期客船のタイタニック号はここから出港した.

近年は医療と学術が盛んな都市であるが、沿岸部の再開発により商業の発展にも力を入れており、港湾施設は縮小されたが、イギリス有数のコンテナターミナルが所在する. また、いくつかのクルーズ客船の母港となっている.

考古学的な発見により、この地域は石器時代から永住が始まっていたことを示している.

古代ブリトン人からベルガエ人、次いでローマ人によるブリタンニアへと支配権は移り、ローマ人はキャンプ地に集落と港を作った. それは現在のビターン・マナーのあたりで、ローマ人がブリテンを去るまで重要な貿易港として使われた.

アングロ・サクソン人によるイングランドの成立後は、イッチェン川に隣接する現在のセント・メアリーに集落を作り、やがて集落をハンプトンと呼ぶようになった. ハンプシャーの名もこれに由来している.

840年からのヴァイキングによる襲撃で、集落の栄枯があって中世サウサンプトンが確立された. 続くノルマン・コンクエストの後、ロンドンやウィンチェスターとノルマンディーを結ぶ連絡港となった.

12世紀にはサウサンプトン・キャッスルが建設され、13世紀までにはサウサンプトンは主要な港となった. 特にイングランド製の布と綿をフランス産のワインと取り引きされた. 
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国 - イギリス
イギリスの国旗
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこく、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、通称イギリスは、ヨーロッパ大陸北西岸に位置し、グレートブリテン島、アイルランド島北東部その他多くの島々からなる立憲君主制国家である. 首都はロンドン. 英語圏では(ユナイテッド・キングダム)、頭文字を取って(ユーケー)と略称される. 日本語における通称の一例として英国(えいこく)がある(「国名」を参照).

イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという歴史的経緯に基づく4つのカントリー(「国」)が、同君連合型の単一主権国家を形成している. また、2020年1月31日まで欧州連合(略称:EU)に属していたが離脱した (ブレグジットを参照). イギリスは国際連合安全保障理事会常任理事国であり、G7・G20に参加する先進国である. また、経済協力開発機構、北大西洋条約機構、欧州評議会の原加盟国である.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
GBP スターリング・ポンド (Pound sterling) £ 2
ISO 言語
CY ウェールズ語 (Welsh language)
GD ゲール語 (Gaelic language)
EN 英語 (English language)
Neighbourhood - 国  
  •  アイルランド島 
行政区画
都市, 村落,...